対顧客市場(顧客市場)とは FX (外国為替証拠金取引)の基礎知識
外国為替市場(がいこくかわせしじょう) には、インターバンク市場 (銀行間市場) と対顧客市場の2種類あります。インターバンク市場 は卸売市場における卸業者と小売店との取引、対顧客市場は小売店と顧客との商売にしばしば例えられます。 インターバンク市場とは、銀行同士が 相対取引 を行う銀行間市場で、一般に大口取引(取引単位は100万通貨)の市場です。 インターバンク市場 における取引レートは インターバンク・レート と呼ばれ、刻々と変動しています。

■ 対顧客市場とは
対顧客市場とは、銀行と顧客との取引のことです。 対顧客市場において適用される為替レートは対顧客レートと呼ばれます。 対顧客レートは、営業日当日の午前9時55分の時点でのインターバンク・レートを 仲値 (TTM ) とし、これに銀行が手数料を上乗せして、銀行が顧客から外貨を買い上げるときの為替レートである 電信買相場 (TTB) と、外貨を買うときのレートである 電信売相場 (TTS) とが決められます。 対顧客レートは、終日適用されるのが基本ですが、外国為替市場 に大きな相場変動があった場合には、日中にもかかわらず変更される可能性があります。
例えば海外旅行をするとき、日本円を米ドルに換金したした際、銀行の提示する為替レートはニュースで見るレートとずいぶん差があるとお感じになったことはないでしょうか。 米ドル/円の為替取引の場合、仲値 (TTM) が1米ドル=121.54円だとすると、米ドルの場合は一般に1円の手数料を乗せて 電信買相場 (TTB) =122.54円、電信売相場 (TTS) =120.54円となります。 実際の取引では、これにさらに為替取引の手数料が加わります。仮に米ドルを買って一瞬で売って決済した場合、1米ドルあたり為替取引手数料および TTB − TTS = 2円の為替差損との合計額の損失が発生することになります。
これに対して FX (外国為替証拠金取引) は、スプレッド はあるものの、交換レートは インターバンク・レート でリアルタイムの売買ができ、しかも取引手数料が安いという利点があり、ほかにも 多数のメリット が得られます。
ところで、買相場 (TTB) や 売相場 (TTS) という表現ですが、これらはあくまでも銀行(金融機関)側の立場に立ったものとなっていますのでご注意ください。 つまり、顧客が銀行へ外貨を売るのは、銀行側からすると顧客から外貨を買うことになるので 「 買相場 (TTB) 」 と言います。 逆に、顧客が外貨を買うときには、銀行側は外貨を売ることになるので 「 売相場 (TTS) 」 となります。この関係は、FX 取引会社とFX 投資家との間の通常のFX 取引でも同様な表現となります。 FX 投資家がFX 取引会社に対して外貨を売るときのレートは 「 買値 (ビッドレート Bid rate) 」、外貨を買うときのレートは 「 売値(オファー Offer) 」 と言います。

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▼ 外国為替 (外国為替取引)
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▼ 2ウェイプライス (2ウェイ・クォーテーション)
▼ インターバンク市場
▼ 対顧客市場(顧客市場)
▼ 仲値 (TTM)
▼ 対顧客電信買相場 (TTB)
▼ 対顧客電信売相場 (TTS)
▼ 買値 (ビッドレート Bid rate)
▼ 売値 (オファー Offer)
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