FX のリスクとは?  FX (外国為替証拠金取引)の基礎知識

今回は、人気のFX (外国為替証拠金取引)のリスクについて取り上げてみたいと思います。


株式投資よりも一般にリスクが少ないと言われる魅力的なFX (外国為替証拠金取引)ですが、取引を始める前には十分にそのリスクを認識しておきましょう。

どのようなスタイルの資産運用についても言える事ですが、投資には必ずリスクがあります。 では、FX(外国為替証拠金取引)のリスクとはどの様なものなのでしょう。


■ 1. 為替相場変動リスク

FX (外国為替証拠金取引)は、大きな「レバレッジ」をかけることにより少ない元金で多額の資金を動かすことができるメリットがある反面、相場の値動きが大きく影響してしまうデメリット(リスク)があります。

例えば、証拠金10万円をFX取引会社に預けて「10倍のレバレッジ」をかけることで100万円分の取引が出来るようになった場合に、1ドル100円で1万ドル買ったとします。 ここで、株式投資なら1円動いたくらいではほとんど影響ありませんが、FX (外国為替証拠金取引)では、1ドル100円から99円へと1円の円高になっただけで、あなたの資産は1万円も減少してしまいます。

株式投資では1円動いたくらいではほとんど影響ありませんが、FX (外国為替証拠金取引)の場合は、1円の値動きだけで利益も出ますし、損失を出すこともあります。 これはFX (外国為替証拠金取引)では、「小さな値動き」に注意を払う感覚を身につけたいところです。


■ 2. 流動性リスク

「流動性リスク」とは、取引が成立しない状態を指します。 株式投資では、発行株数の小さなベンチャー企業などの株の売買で起こり得ることです。 FX (外国為替証拠金取引)では、外国為替市場の規模は非常に大きいですから、株などに比べてかなり流動性リスクの可能性は低いでしょう。 しかし、リスクはゼロという訳ではありません。

例えば、マニアックな通貨で取引をしている最中に、「国家経済の破綻」、「クーデターの発生」などの超ビッグニュースが飛び込んでくると、どうしても取引量が激減しますから思うように取引が成立しないという事はありえます。 そんな超ビッグニュースはなかなかありませんが、普段から世界のニュースには注意しておきたいものですね。


■ 3. システムのリスク

インターネット上で取引をする以上、どんな投資にしても起こり得ることで、これが一番のリスクかもしれませんね。 

例えばネット回線が混んでいたり、サーバーが落ちたりすることで、取引の絶好のタイミングを逃してしまったり、あるいは急激な相場の変動に対処できずに大損害をこうむるという可能性は常にあります。 こればかりはある程度覚悟をしておくしかないでしょう。


■ 4 FX取引業者の不正

2005年の法改正により、FX(外国為替証拠金取引)業界に簡単に違法業者が算入する事は難しくなったようです。 しかし残念ながら、顧客のお金を不正に流用している違法なFX取引業者は依然存在しており、なかなかゼロにすることは困難なようです。 特に、電話のみの対応からなる対面形式の業者の場合、様々なトラブルが多いのも事実です。

FX(外国為替証拠金取引)に対して強い不信感を抱く方がおられるのも、このような事情のためかも知れません。 FX(外国為替証拠金取引)を行う上で、できるだけ信用できる業者を選ぶことが重要でしょう。


■ 5. 信用リスク

これは、取引をしているFX取引会社が破綻するというリスクです。 2005年の法改正により、信用の低い危険な業者はかなり一掃されましたが、それでもゼロとは言えません。 安全のため、なるべく大手で実績のあるFX取引会社で口座を開きたいところです。


システムリスク以外は、どれも普段から少し気をつけておくだけでかなり避けられるリスクです。投資にリスクはつきものである、ということを心に留めておき、普段からリスク分散の対策を打っておきましょう。
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